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8という数字


ミステリーでもなんでもないんですが、今日のタイトルにちなんで、まずは「8」という数字から少し気にしてみたいと思います。

「8」という数字や「八角形」は私たち普段の暮らしではなんということのない数字の一つですが、ヴァチカン美術館にとっては(キリスト教にとっては)、イエスと関わる深い意味を持った重要な数字となります。

「8」はイエスの復活を意味し、マタイ伝によると山上での説教は至福の教え(八福の教え)で始まります。聖書では「8」は救いをあらわす象徴数とも言われています。

そんな至福の数字「8」にちなんだヴァチカンにある八角形の中庭なんですね。

 

中庭の入り口

 

この中庭はヴァチカン博物館内のピオ・クレメンティーノ美術館にあります。古代彫刻の傑作を集めた場所として知られ、観光客もたくさんいる必見ポイントの一つです。

 

入り口反対から見るとこんな感じ。上から見たら八角形ということですね。

 

余談ですが、「8」という数字は日本でも良い意味で使われることも多いですよね。結婚式などでは末広がりのおめでたい数字として扱われますし、八百萬神(やおよろずのかみ)もあるし、八幡神社もあります。横に倒せば無限大の可能性。。。

ふむふむ、そうするとやっぱり8という数字は大事にしたほうが良い数字のように思えてきます。そういえば車のナンバーも8を中心に選んでいる人が多いような。


彫刻の魅力って?


さて話は変わってこの中庭にあるような彫刻の魅力ってなんなんでしょう。彫刻って鑑賞するのは簡単そうで、実はすごく難しく感じませんか?

自分はそう思うんですよね。一言では表現できない創作物のような気がします。

 

中庭には彫刻がたくさんあります

 

自分のようなフォトグラファーですと、「彫刻」というと真っ先に思い浮かぶのが、巨匠土門拳先生の彫刻写真作品群です。名著「古寺巡礼」は若い頃に何かを学ぼうとじーと見てたなあなんて思い出もあります。

土門拳先生の作品を見て、「ああ、彫刻(仏像)っていうのも生きてるんだなあ」なんて思っていた記憶があります。もしかしたらそれも魅力の一つかもしれませんね。

また、ちょっとネット検索すると面白そうなインタビューもあります。

写真家・篠山紀信(4)「彫刻ならオッパイや性器が見えていてもいいわけでしょ。芸術だから。怪しいよね、芸術って」産経ニュースより

さすが!って感じですね。篠山先生は彫刻もエロスを感じてシャッターを切るそうです。

 

ラオコーン像の周りの集まる人達

 

彫刻の見方を誰かに教えてもらいたいような、いやでもやっぱり自分で発見したいような。アート作品の魅力ってそんな感じですよね。この美しさってなんだろう。そもそも美しいって何なんでしょうね。

ついでですが、以前にそんなことを考えていて、「ああ、この本いいな」と思ったのをせっかくですので紹介。

 

現代美術家である森村泰昌先生が中学校くらいの教科書のように分かりやすい言葉で「美しいってなんだろう」ということを教えてくれます。

アマゾンレビューもやっぱりいいですね。私も個人的には美術入門と言いますか、興味がある方へのスタート本としては名著なんじゃないかなあと思っています。

なんか良いきっかけ(参考)になりましたらうれしいです。


ラオコーン像とアポロン像


八角形の中庭にある有名な彫刻のうち、その二つを簡単に紹介しますね。

 

ラオコーン像

 

上の写真は、古代ギリシャ神話の時代のトロイ戦争(トロイア戦争)にちなんだラオコーン像。トロイの木馬と聞くと、ああとなるかもしれません。その木馬が出て来る神話上の戦争ですね。その神話の中でラオコーンと子供がアテナの女神が送り込んだ蛇に苦しんでいるシーンを描いた作品です。

でも、トロイの木馬って言うと、いまではマルウェア(コンピュータウィルス)のほうが有名かもしれませんね。その語源ですね、神話上のトロイの木馬。ふむふむ。しかし、仮想空間でのマルウェアに神話上の名前をつけるなんて、迷惑かけてる割にはなんかちょっとセンスありますよね。(褒めてるわけではないんですけども)。ようするに偽装して攻撃ってことなんですかね。トロイの木馬で攻めますよという。

 

アポロン像

 

さて次はアポロン像。

ギリシャ神話に登場する男神アポロンを描いた作品です。専門的な方にとっては言わずと知れたアポロン像というくらい有名な彫刻でしょうね。ヴェルヴェデーレのアポロンという名称です。

でもアポロン像はいろんな作品がありますよね。ルーブル美術館にあったりもします。世界中で愛されているモチーフですね。

ちなみにアポロンは詩歌や音楽などの芸能芸術の神となります。


また次回へ続きます


さあさあ、今回のブログちょっとだけ長くなりました!ここまで読んで頂きありがとうございます。

最後は何点か写真をはってお開きにしたいと思います。

なんか優しい感じです

 

八角形の中庭にはルネサンス期に発掘されたローマ時代の彫刻が陳列されています

 

いろんな作品がありますね

 

やっぱりこんな表情気になります

 

どうでしょう、少しは楽しんで頂けましたでしょうか。今日はヴァチカン美術館の八角形の中庭でした。

あとは現地に行って鑑賞しましょう ♪(なんていっても日本からはすごく遠いんですよね、ううう。。。)。なので、読んで頂けた方がちょっとでも行った気分になってもらえたら幸いです。

それではまたヴァチカンブログ書きますね。写真いっぱいありますので!

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参照リンク  バチカン市国wiki バチカン美術館 


<観光用地図>
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location :Viale Vaticano, 00165 Roma, Italy   写真撮影:小林直行


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