農村部をゆく

四川省の省都である成都は1300万人と言われる人口を持つ中国西南部の中心地。成都市内の都市部は交通網、ファッション街、高層ビル群など東京と全く変わらないほどの発展を見せ、近年の中国の発展を肌で感じ取れる場所となっています。

小林直行 カメラマン/写真 成都3

しかし車を一時間くらい走らせ農村部へ行くと、一転、緑豊かで肥沃な大地が広がっています。そこは成都平原にある、豊かな風土に育まれた「天府の国」。人々の表情も都市部に比べ柔らかく感じます。

小林直行 カメラマン/写真  成都市の様子1


    都江堰(とこうえん) 成都・江堰市

都江堰は2000年に世界遺産に登録された成都屈指の観光地ですが、農地の灌漑用の施設でもあり現在でも現地の方の重要なライフラインの役割を果たしています。また岷江(中国の川)の引き起こす氾濫や水害を抑える治水としても重要な場所となっています。

小林直行 カメラマン/写真 成都2 都江堰

都江堰にかかる安瀾橋は景観も美しく、「霧の街」成都独特の雰囲気も感じることができます。

四川省 成都し 世界遺産 都江堰南橋 小林直行 写真/カメラマン

歴史を感じる建築物 都江堰の南橋


    青城  街子古鎮

古鎮とは日本語に訳すと、おおよそ「古い街並みの残る風情ある町」という意味になります。街子古鎮は中国の国立公園であり伝統的な雰囲気が感じられる場所になっています。

街子古鎮1 四川省成都 小林直行 写真/カメラマン

海外の大きなイベントで撮影に訪れた為、衣装や楽器で歓迎の催しをしてくれました

街子古鎮2 四川省成都 小林直行 写真/カメラマン

中国の伝統的な獅子舞は黄色を基調に装飾がデザインされています。黄色は「仁徳と高貴」を指しているそうです。

三国志でいう蜀の都である成都には古鎮も数多くあります。

もう一つ有名な古鎮はマップ右側にある洛帯古鎮。三国志でおなじみの劉備の息子劉禅の帯が井戸に落ちた場所であることから名付けられたそうです。

街子古鎮3 四川省成都 小林直行 写真/カメラマン

ひとたびイベントが始まるとたくさんの方が見に来てくれます。屋根の上にも見物客がいるのが、いかにも中国らしいです。

街子古鎮4 四川省成都 小林直行 写真/カメラマン

古鎮は伝統的な街並みと緑豊かな成都の雰囲気が混じり合う素敵な場所です。


    成都パンダ基地

成都について書くときに絶対に外すことが出来ない施設の一つが成都大熊猫繁育研究基地、すなわち成都ジャイアントパンダ繁殖研究基地です。ここを訪れる目的で成都に行く日本人も多いです。

パンダ基地1 四川省成都 小林直行 写真/カメラマン

日本国内の動物園では大変貴重なパンダですが、ここには本当にたくさんのパンダがいて、施設内ではパンダを抱っこすることもできます。

パンダ基地2 四川省成都 小林直行 写真/カメラマン

親子で戯れるパンダ。

パンダ基地3 四川省成都 小林直行 写真/カメラマン

じゃれる姿も愛らしい。

当初は特にパンダ好きではなかった自分ですが、仕事上3年で4回ほど行くと、帰りにはパンダグッズのお土産を思わず買ってしまうほどパンダファンになってしまいました。きっと誰でもそうなるでしょう。パンダは確かに可愛いのです。

繁殖の難しいパンダは重要な輸出品にもなります。いわゆるパンダ外交です。

パンダ基地4 四川省成都 小林直行 写真/カメラマン

ぬいぐるみのように見えるかもしれませんが本物の赤ちゃんパンダ。かわいい。

現在ではワシントン条約の兼ね合いにより学術研究目的以外での取引は難しいため、外交としてパンダが贈られることはなく、すべて「中国籍」でレンタルとなっているそうです。

パンダ基地5 四川省成都 小林直行 写真/カメラマン

パンダ基地6 四川省成都 小林直行 写真/カメラマン

道端にある親子パンダのモニュメントが訪れた人を送迎してくれます。


    金沙遺跡

金沙遺跡(きんさいせき)は、成都にある殷周時代の遺跡です。ちなみに殷周時代とは紀元前1700年〜770年頃までを指し、まさに中国4000年の歴史を感じとれる場所になっています。

金沙遺跡1 四川省成都 小林直行 写真/カメラマン

2007年には博物館も建設されました。

遺跡の発見は、2001年に金沙村で下水道の配管工事を行っていた時、偶然に土の中で様々な考古学的価値のある宝物を見つけたことがきっかけになったそうです。中国では大変な驚きの発見でした。

金沙遺跡2 四川省成都 小林直行 写真/カメラマン

金沙遺跡の象徴である「太陽神鳥」のモニュメント(入り口広場より)

金沙遺跡の最重要宝物である「太陽神鳥」は古代中国人の宇宙観を示しています。この宝物は稲作を営む古代人の太陽と鳥への崇拝の表現であり、また太陽を中心に4羽の神鳥が羽ばたく姿を描いています。それは太陽と生命が循環していることを示す紀元前の中国人による壮大な宇宙観です。

金沙遺跡3 四川省成都 小林直行 写真/カメラマン

博物館は遺跡の発掘現場をそのままドームで囲んだ大きな施設で、別棟では大量の出土品も展示されています。


    杜甫草堂博物館

ここは唐の時代「詩の聖」と呼ばれた杜甫(712年-770年)が移り住み、約240首の漢詩の創作に取り組んだ場所です。

杜甫草堂博物館1 四川省成都 小林直行 写真/カメラマン

園内は緑もたくさんあり、詩人杜甫の風情が感じ取れる場所になっています。

杜甫草堂博物館2 四川省成都 小林直行 写真/カメラマン

施設は中国の元の時代から幾度かの修繕が行われてきました。1811年(清嘉慶16年)に行われた工事で、現在の杜甫草堂の配置が定着したそうです。

杜甫草堂博物館3 四川省成都 小林直行 写真/カメラマン

成都に住む現地の人々の話を聞くと、杜甫草堂は大変愛され、また誇りのある神聖な場所として存在していることを教えてくれます。ここも歴史ある成都の大切な象徴の一つです。


    続きは「今日の一枚  写真ブログ」で

成都の写真は他にもたくさんありますので、続きは「今日の一枚」(写真ブログ)で更新&掲載していきます。ぜひご覧ください。

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