「クリエイティブの種」
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国際航空宇宙展


2016年10月15日に開催された2016国際航空宇宙展(東京ビックサイト)。宇宙好きな私、見に行ってみました。展示もホント色々あって面白かったです。その中でも三菱電機の展示ブースにあった標準人工衛星プラットフォームDS2000。この衛星を見てみると、金色が目立つ装飾ですが、この金はどんな意味があるんでしょう。金箔?金紙?
ブースのスタッフさんに聞いた話と、JAXAのサイトを参考にまとめてみました。

国際航空宇宙展 小林直行


人工衛星「金の装飾」の意味


上の衛星の写真にある金色の部分は「サーマルブランケット」(多層断熱材  MLI)と言うそうです。宇宙空間で外部から人工衛星の内部に入る熱を遮断する素材です。宇宙空間では日陰の部分はマイナス100度、太陽に当たる側はプラス200度くらいまで温度が上がることがあり、その寒暖差(温度差)をどう克服するかという重要な任務があります。その技術的工夫がこの太陽の光を反射する金の素材で、何層にも重ねられた特別なシートになるそうです。例えると消防士さんが着る服と同じだそうで、普通に見てるとただの金箔にも見えますが、温度管理の意味を持った特殊な高い技術だったんですね。うーん、素敵です。

<jaxaのリンク↓>


人工衛星「黒の装飾」の意味


もうひとつ黒色のサーマルブランケットもあるそうです。それは衛星の表面が帯電しないような目的で使われています。地球や月の周りには静電気があり、その近くを衛星が通過すると電気をおびて精密機器が故障することがあります。それを防止するための炭素が練り込まれた素材になっています。月周回衛星「かぐや」ではこの黒いサーマルブランケットを使用しているそうです。

人工衛星2 小林直行

いろんな模型もあって航空宇宙好きにはもってこいの展覧会でしたよ(^o^)


人工衛星「銀の装飾」の意味


人工衛星にある銀色の素材はラジエータ(放熱面)になります。これは衛星の内部にある機器によって発生する熱が衛星内部にこもらないように逃がすためのものだそうです。

<jaxaのリンク↓>


衛星の温度管理 


人工衛星を温度管理の面から見るというのは面白いなあと思いました。三菱電機のブーススタッフさんが丁寧に教えてくれたことがきっかけです。ほんと感謝です。

夜空を見上げるとたくさん飛んでいる世界中の人工衛星。普通の生活をしていると直接見えることはないですが、今日も太陽の熱に負けずに働いているんですね。うんうん。なるほどなあ。

 

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参照リンク 2016国際航空宇宙展


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