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聖母マリアへ捧げる – サンタ・マリア・イン・トラステヴェレ聖堂は聖母マリアにささげるために建てられたローマで一番古い教会です。創建は教皇カリクストゥスの時代の紀元221年と言われ、12世紀初めに現在の姿に再建されました。美しいモザイクがある聖堂として、とても多くの人に親しまれています。
美しい作品群 – 写真は聖堂内の後陣です。上部の半円球に描かれているのは12世紀の作品である「キリストと聖母」という金色のモザイクです。キリストと聖母マリアが黄金を背景に二人で一つの椅子に座っているのがわかります。ただ荘厳なだけではなく、気品も感じる素晴らしい芸術作品です。また二人の上には神の手も描かれています。
その下の段には中心にキリストを意味した羊と12使徒を意味する12匹の羊が描かれています。
その羊の絵の下が13世紀の画家ピエトロ・カバリーニの『マリアの生涯からの情景』という6つの場面からなるモザイク作品です。これは聖母マリアの生涯を描いていて、この教会が聖母マリアにささげられた聖堂であることがよくわかります。
ローマ旅行で必見 – 写真を見ていただいても感じるように全体のバランスもとても美しく、一度見たら忘れられない祭壇となっています。ローマに旅行することがあれば、是非訪れてほしい場所の一つです。
、、、それでは皆様、今日も一日お疲れさまでした ^ – ^
参照リンク サンタ・マリア・イン・トラステヴェレ聖堂wiki ピエトロ・カヴァリーニwiki
<観光用地図>
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撮影地:イタリア,ローマ,トラステヴェレ地区 写真・文:小林直行
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